わりと真剣に考察する。
アイドルと恋愛。
アイドルと結婚。
アイドルは、というか芸能人は、「普通の人間」ではない。
確か、どこかでヒチョルさん的な人がそのようなことを言っていて、なるほどと思った記憶があります。
人は何をもって仕事をするのか。
エンジニアとか技術力をもって何か創る仕事の場合、ユーザが重視するのは出来上がったモノです。
たとえ、技術者が有能であっても代わりの技術者もそれなりの働きをしてさえくれれば、ユーザから物言いはつきません。
芸能人のように、人間そのものを商品としている仕事の場合、その人間と付随する様々なものが商品対象として見られると思います。
芸能人は、その生き様が指標になり、糧になり、対価を支払う対象となります。
簡単に取って代われるものではありません。
そう思うととても「特別なこと」なのだと思います。
芸能人の中でもアイドルのファンは、一生に近いくらい応援し続ける人も少なくないのではないかと思います。
10代で好きになり、
20代になり、自分の自由に使えるお金が手に入り、
30代になると、子育てとともに、
40代、50代になるともはや一生ものですよね。
何年か前に、キャンディーズの中のお一人がお亡くなりになったときのニュース映像で、たくさんのファンの方が葬儀に参列されているのを見ました。
グループとしての活動は何十年も前に終えていたとしても、ファンの中からは消えない想いとして残ってるんだろうなと思いました。
顔も知らない誰かの「特別な人」になるなんて。
やっぱり特別だと思いました。
芸能人である前に一人の人間。
よく聞くフレーズですが、普通の人間だとは言えない環境にはいますよね。
顔も知らない大多数の人に影響を与えちゃう存在なんですから。
影響力とは、本当に怖いものです。
彼らにとって生きづらい世の中だったりもすると思います。
何気ない行動が人の生活を、人生を左右する可能性があります。
ちょっと怖いですよね。
何の話だか散らかってきましたが、ヒチョルさんが「すべてのファンが結婚した後に結婚するのが一番失礼でないと思う」と言ってた件でいろいろ考えちゃいました。
私としては、コンサートで楽しんでパフォーマンスしてる姿とか、バラエティ番組で体張って笑かそうとしている姿とか、SNSで垣間見える楽しそうな姿を見せてくれるだけで充分です。
結婚したらしたで、今までとは少し違う幸せな姿を見せてくれるとほっこりとできると思います。
難しいけれど、彼らが悩みすぎて病むことさえなければいいなと思います。
さて、来年どうなることやら...